カスタールは1889年の創業から、スウェーデン西部の町、Kinna(シンナ)に、本社と工場を置きます。最高品質の天然素材を用い、長年培ってきたクラフトマンシップと最新のデザインイノベーションを融合することで生まれるラグは、世界の人々を魅了してきました。
工場には、ラグに関する専門知識とクリエイティビティが結集しています。用いる素材は、厳選した最高品質のウールとリネン。カスタールでは、それぞれの特性はもちろん、それらを組み合わせた時にどのように機能するかというところまでを熟知しているため、ほかに類を見ないユニークなラグを作り出すことができます。当然、ラグの生産工程においては、環境への影響を最小限に抑えることを心がけています。
カスタールが確かな品質を提供できる理由のひとつは、装飾性の高い特殊糸の開発からラグの織り上げとタフティングに至るまで、すべての生産工程をコントロールしていることにあります。本社と工場が近くにあるということは、デザイナーと商品開発担当者が協働し、常に連携をとれるということ。人の目と人の手が生産工程をコントロールするのに重要な役割を果たしているのです。
また、基本的には機械織りですが、手仕事による工程が100以上あります。効率化が求められる現代、こうした手間暇のかかる手法でラグを製作するメーカーはほとんどありません。カスタールは時代の流れやトレンドに左右されず、創業から変わらない真摯なものづくりによって、品質の高いラグを提供し続けます。