KASTHALL(カスタール)の工場の一日を描いた動画をご覧ください
1 歴史
カスタールは1889年に、スウェーデン西部の小さな町、Kinnaで創業しました。「カスタールのラグは美しく丈夫で、上を歩くと楽しくなる」と、その評判は瞬く間に広がりました。130年以上の時を経た現在も、カスタールの工場が同じKinnaにあることは、真摯なものづくりを続けていることの証です。
2 こだわりの天然素材 ー ウール
汚れや埃がつきにくいうえ、ホコリを舞い上がらせず、吸湿性と放湿性にすぐれるウールは、ラグに最適な素材。カスタールでは、軽く、特有の白さをもつうえ、染料を適度に吸収する特性があり、発色がいい最高品質のニュージーランド産ウールを厳選しています。
3 こだわりの天然素材 ー リネン
カスタールでは、“Masters of Linen”のメンバーであるサプライヤーから購入したフランス・ノルマンディー産の最高品質のリネンを厳選。太陽の光や雨など自然の力で取り出した繊維で作られており、農薬や肥料などの化学薬品を一切使用しないため、土壌や環境への影響が少ない素材です。
4 工場
カスタールが確かな品質を提供できるのは、一本の糸を紡ぐところからラグの織り上げとタフティングに至るまで、すべての生産工程を人の目と人の手でコントロールしているから。そのために、カスタールの工場は1889年の創業から変わらず、Kinnaにある本社の隣にあるのです。
5 メイド・イン・スウェーデン
カスタールはスウェーデン王室の紋章の使用を許されている数少ない企業のひとつ。“メイド・イン・スウェーデン”にこだわり、高品質なラグ生み出し続けていることの証です。
6 糸づくり
無数の糸を織り上げたり打ち込んだりすることででき上がるラグ。つまり、ラグの印象をかたちづくるのは一本の糸です。だからこそカスタールでは、糸そのものから開発することにこだわっています。
7 製法 ー ウーブンラグ
経糸と緯糸を織り上げる「ウーブンラグ」は、織物の歴史においてもっとも古典的な製法。カスタールではこの技術を用い、スウェーデンに古くから伝わる“ガチョウの目”のパターンをモダンに解釈したGOOSE EYE ICON、12種のパターンと157色の糸を組み合わせられるARKADなど、独創的で美しいデザインを数多く生み出しています。
8 製法 ー ハンドタフテッドラグ
基布に糸をハンドガンで打ち込む「ハンドタフテッドラグ」。糸の差し込み方をはじめ、毛足の長さや密度を変えることにより、さまざまな表現にチャレンジしてきたカスタールのハンドタフテッドラグは、ラグとカーペットの世界に革新をもたらしてきた存在です。
9 オーダーメイド
カスタールでは、注文を受けてから職人が一枚一枚ラグを仕立てるオーダーメイド。ラグの糸を注文したその時から、誰のためにデザインされたラグなのかがたどれるようになっています。生産効率が優先され、量産品があふれる現代、こうした手間暇かけたものづくりは希少です。この“手仕事”こそが、カスタールを象徴するものです。
10 サステナビリティ
サステナビリティはカスタールのDNA。注文に応じて一枚一枚製作するオーダーメイド生産、環境にやさしい天然素材の厳選、そして、残糸をアップサイクルしたHARVESTとFLOURISHの開発。カスタールでは、環境と品質、デザインというものづくりにおけるあらゆる側面に配慮したサステナビリティ戦略を追求しています。
11 デザインコラボレーション
Ilse Crawford、Paola Navone、Jean Marie Massaud、CLAESSON KOIVISTO RUNE、そして”The Queen of Rugs”と称されるGunilla Lagerhem Ullberg。世界で活躍する建築家やデザイナーたちがカスタールとビジョンを共有し、独創的なラグを生み出してきました。