ウーブンラグとは、経糸と横糸を直角に交差させていく平織りのラグのこと。カスタールでは、織物のなかでももっとも古典的なこの平織りの技術を用いて、さまざまな表現にチャレンジしています。
織りによってデザインを表現するために、糸の色や質感に徹底してこだわるのもカスタールの特徴です。毛羽のある飾り撚り糸のシェニール糸や、輪状に加工されたブークレ糸といった表情のある糸を用いているのもそのためです。
WOVEN RUG(織りラグ)の製法を紹介したカスタールの動画です
カスタールでは、独創的で美しいウーブンラグを数多く展開します。たとえば、スウェーデンに古くから伝わる“ガチョウの目”のパターンをモダンに解釈したGOOSE EYE ICON、シェニール糸でドットの幾何学模様を描いたDORIS、12種のパターンと、43色のミックスカラーと114色の単色の糸を組み合わせることができるARKAD……。いずれも長く愛されるロングセラーです。
また、ほかのメーカーのオーダーラグは、あらかじめ作られた生地を指定のサイズにカットして、四方の縁をオーバーロックしたり、テープ加工やパイピングを施したりして納品されるのが一般的ですが、カスタールでは注文に合わせたサイズで一枚一枚織り上げるので、そうした縁の処理が不要です。このことにより、見た目にもすっきりとしていて、美しい色柄が際立ちます。